10/12/08 23:07:55 WBs2KBPT0
・基本理念
青少年は善悪の判断能力が未成熟であり、肯定的に賛美して、または通常ありうることのように、あるいは作品のテーマ上の必要以上に執拗に描かれる性行為または性交類似行為を、
現実において自分が行っても許されると学習し、性に対する認知の歪みを生じるため、これら漫画、アニメーションその他の画像（実写を除く。）は、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるものとし規制を行わなければならない。
・理論
性的感情を刺激せず、残虐性を助長せず、又は自殺若しくは犯罪を誘発しない性表現であっても、青少年が性に対する認知の歪みを生じる表現（近親相姦等）が存在するため、新たな規制が必要である。
出版社との意見交換で自主規制で十分との認識を確認しているが、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある性描写を含む漫画、アニメーションその他の画像（実写を除く。）が一般書棚に並べられ容易に入手可能であり、行政による規制の必要を認めた。
青少年が性に対する認知の歪みを生じないよう規制するものであり、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある性描写を含む漫画、アニメーションその他の画像（実写を除く。）と性犯罪の関連性を以て規制するものではないため、性犯罪との関わりというエビデンスは必要ない。
漫画、アニメーションその他の画像（実写を除く。）の年齢認定にあっては、容姿、服装、背景その他客観的に判断し、設定年齢如何に関わらず13歳未満あるいは18歳未満の刑罰法規に触れるものは規制することになる。
現在の日本の刑罰法規のもとで生きる読み手たる青少年が性に対する認知の歪みを生じないように規制するものであり、従っていついかなる時代・国・架空の物語であっても現行の日本の刑罰法規に従って規制する。
青少年健全育成審議会は現在でも十全に機能しており、今後も十全に機能するため、拡大解釈等の懸念は一切無用である。
親の教育権との干渉が指摘されるが、青少年の目に入るもの全てに目配りできず、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある性描写を含む漫画、アニメーションその他の画像（実写を除く。）を青少年が容易に入手可能となっている現実に鑑み、行政の助けが不可欠である。