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公明は中選挙区に戻せと言っているな
公明党の山口那津男代表は12日午前、国会内で記者会見し、
戦後初の連立政権が発足することになった英国総選挙の結果について、
「二大政党の政権担当能力が落ちたとの国民の受け止めがある」と指摘した上で、
「(第3党の)自由民主党は支持率が伸びたが、(単純小選挙区制のために)
得票率と議席比率に大きな乖離があり、
比例代表制に改めるべきと言っているのも妥当な主張だ」との考えを示した。
さらに「英国の変化は世界の潮流だ。日本でも二大政党に対する期待が失われ、
(衆院小選挙区比例代表並立制の)選挙制度に対する重大な国民の疑念が生じている」と強調。
公明党が昨年の衆院選マニフェストで新しい中選挙区制度の導入を掲げたことに触れ、
「中選挙区制の良いところは、比例代表的な結果が生じて民意をより的確に反映し、
当選者の得票率を足し合わせたものが過半数に届くことなどで、
これらを満たす制度を検討すべきだ」と述べた。