10/05/31 17:34:24 oNuQohW6O
~前略~
>この研究を行ったのは、オランダにあるLeiden大学のLorenza Colzato博士ら。
研究の手法は、合計42人の男女にある図形を見せ、注意の向け方を調べるというもの。
その図形というのは、「大きな正方形/長方形の中に、別の小さな図形を詰め込んだもの」です。
人間の脳はより大きな図形に気を取られる傾向があるため、
「大きな正方形の中に小さな長方形が詰め込まれている」
という画像を見せられて「中にある図形は何か」と聞かれると、
「正方形」と答えてしまいがちなんだそうです。
同様の質問を被験者男女に対して行うと、
異性愛者は同性愛者より速く回答するものの、正答率は同性愛者より低かったとのこと。
そして、同性愛者は異性愛者より回答速度が遅い反面、正答率が高かったのだそうです。
これはつまり、同性愛者は大きな図形のみならず、
図形の細部まで目を向けることができるということ~中略~
面白いことに、こうした知覚の差異は宗教グループにも見られるのだそうです。
イタリアのローマ・カトリック教徒は俗人よりも大きな図形に注目しやすい傾向があり、
イスラエルのユダヤ正教徒も、無信仰な人に比べ、図形の細かい部分への注意が少なかったとのこと。