08/06/25 19:27:06 PPxefk9N0
そもそも、筆者が二〇〇四年に美少女ゲーム批評を断念したのは、
外注編集者/評論家としてのクライアントの大半を失ったことにある。
『月姫』(二〇〇〇年)『Fate/stay night』(二〇〇四年)への批評に対し、
二作の制作元であるTYPE-MOONから「強い要望」が行われ、
講談社、一迅社など、数社から取引を打ち切られたのだ。
筆者が活動する出版社には版権の二次使用を許可せず、
コンテンツの提供も行わない―という「強い要望」の内訳は講談社の
担当者から説明されたが、他社が暗黙の了解を強いたのに比べれば、
説明責任を果たした分だけ、まだ良心的であった。