08/02/02 13:42:04 ++UByYt10
臆面もなく言えば、これは金の物語だ。
お金が欲しい。お金が欲しかった。お金。お金を浴びたい。お金に呑まれそう。
―登場人物たちの根底にはそんな強い想いがあり、それ故に彼ら彼女らは嫉妬に塗れ、
ペンを拾い、叩き合う。
M下は過去の仲間に報いるために信念を捨て、N又はそれを愚かと笑った。
またある者は新しい仲間と出会い、アゴは戦略的発売延期を決める。
過去に逃した金、飽きることの無い金、まっすぐな金、歪んだ金。それぞれの対象や形は
異なるにせよ、それらすべては残酷なまでに純粋で、禍々しいまでに美しく、狂気にもにた尊さを孕み、
やがて6月28日へと収束していく。
二人の物語は終わった。
けれどその終わりを経て、最後の現実が今、始まる。
桜の精が連れてきた運命(それは舞い散る桜のように)
それは、世界を超えた5人の想い(SHUFFLE!)の果て、ここに来て遂に臨界を突破する。
彼女らが掴むものは何か 彼女らが望むものは何か。
―答えは、6月28日に出る。