09/04/29 18:27:59 LwrDqNMO0
いよいよパソコンの画面が、本格的に16:9にシフトしそうだ。
16:9のアスペクト比は、デジタルテレビに標準採用されている。例えば、フルハイビジョンの
1920×1080ドットの解像度も16:9だ。
もともとパソコンは、16:10のアスペクト比のディスプレイを搭載したものが多かった。そのため、
Blu-ray Disc(BD)ドライブを搭載したパソコンで、BDのハイビジョンコンテンツを再生した場合や、
16:9で制作された地上デジタル放送を視聴した場合に、上下に黒い帯が見えていた。これが16:9の
画面になることで、余計とも言える黒い帯がなくなるのだ。
量販店の店員によると、「上下に黒い部分があると、見栄えが良くはない。パソコン初心者からは、
なぜ黒く出るのか?、故障じゃないのか?といった問い合わせがあった」という。地デジチューナー
搭載モデルやBDドライブ搭載モデルが増加するのに伴い、こうした消費者からの声は増え続ける
可能性がある。不要なトラブルを避けるためにも、パソコン画面のアスペクト比が16:9になることは望ましい。
だが、地上デジタル放送やBDコンテンツの視聴だけを考慮して16:9にシフトしているわけではない。
液晶ディスプレイそのものの標準仕様が、従来の16:10から16:9へとシフトし始めたことが大きいのだ。
つまり、液晶パネルを生産するメーカーが、液晶テレビに利用されるパネルと同じアスペクト比で、
パソコンメーカー向けにもパネルを出荷し始めているのだ。
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