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鮫というと、怖いという感覚でしかとらえない方も多いでしょう。「ふかひれ」あるいは最近話題の「鮫肝油」「鮫軟骨」と
いった健康食品を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
ここでは食材として扱います。驚くかもしれませんがしらずしらずに皆さんは鮫を食べています。かまぼこや竹輪(高級なもの)にはいっているのです。
1960年あたりまでは竹輪の原料は鮫が主だったようです。鮫がはいるとふわりとした食感とこくのある味がでるのです。
また、鮫のはいった練り製品自体からだしがでるため煮物に練り製品をよく使う関西では、鮫いりでないと良い値段がつかないと聞いたことがあります。
練り製品ばかりではありません。40代以上の方はご存知と思いますが、学校とか幼稚園、保育所などで甘い「肝油ドロップ」を子供たちに食べさせていました。ビタミン不足の児童が多かったためですが
その「肝油ドロップ」のビタミンAはほぼ鮫の肝臓からとられたものでした。それだけ鮫の肝臓にビタミンが含まれているということです。