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RAM 【Random Access Memory】 2001.11.21更新 (e-words.jp)
半導体素子を利用した記憶装置。コンピュータのメインメモリ(主記憶装置)に利用される。
メインメモリのことをRAMと呼ぶこともある。
RAMはデータの読み書きを電気的に行なうため、動作が高速で、CPU(中央処理装置)から直接アクセスできるが、
単位容量あたりの価格が高いため大量には使用できない。また、電源を切ると内容が失われてしまうという欠点がある。
このため、コンピュータにはRAMのほかに、ハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置)が
装備されており、利用者がプログラムを起動してデータの加工を行なう際には必要なものだけRAMに呼び出して使い、
長期的な保存には外部記憶装置が利用される。
いったん書き込むと内容の変更ができない記憶装置はROMと呼ばれ、
電源投入時に最初に読み込まれるプログラムの記憶などに使われる。
Random Access Memory 最終更新 2010年9月19日 (日) 22:16 (Wikipedia)
Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ、RAM、ラム)は、コンピュータで使用するメモリの一分類。
随時アクセスメモリともいう。格納されたデータに任意の順序でアクセスできる(ランダムアクセス)。
「ランダム」ということは、データのどんな断片でも、その物理的位置や前後のデータとの関係に関わらず、
一定の時間で参照できることを意味する。
アドレス信号によって番地情報を与えることにより任意の番地のメモリーセルに対して読み出しや書き込み
といった操作が出来る記憶装置である。RAMとは異なり、磁気テープのように記憶情報が順番に
格納されていて所要の番地への操作を行なうには順番待ちをしなければならない記憶装置があり、
これら逐次アクセスメモリ(Sequential access memory、SAM)と呼ばれる。
RAMという言葉自体に読み書き(Read/Write)可能という意味はないが、読み書き共に
ランダムアクセスが可能なものに限ってRAMと呼び、製造時や使用初期に一度書き込まれた情報は、
以後は読み出しのみが可能となる読み出し専用メモリ(Read only memory、ROM、ロム)と対比されることが多い。
また、半導体ROMも広義のRandom access memoryであるため、ROMと区別する意味でRWM(Read write memory)と
呼ばれることもある。ROMは電源を供給しなくても記憶内容を保持する不揮発メモリ(NVM: Non Volatile Memory)であるが、
RAMはほとんどが(MRAM, FeRAMなどを除き)電源の供給を絶つと記憶内容が失われる揮発メモリ(Volatile Memory)である。
同じく不揮発性メモリのフラッシュメモリも厳密にはRAMである。
半導体RAMは、記憶方式、構造などにより数多くの分類がされているが、
大きくはDRAM(Dynamic RAM、ディーラム)とSRAM(Static RAM、エスラム)に大別される。
DRAMとSRAM
詳細は「Dynamic Random Access Memory」、「Static Random Access Memory」をそれぞれ参照
DRAMは、記憶データをコンデンサ(キャパシタ)の電荷として蓄えているため、
一定時間経つと自然放電によりデータが消えてしまう。
このため情報を維持するために定期的に情報を読み出し、再度書き込みをする必要がある。
この動作をリフレッシュといい、記憶を保持するのに1秒間に数十回の頻度で繰り返しリフレッシュを行う必要があることから
ダイナミック(=動的)RAMと呼ばれるようになった。
アドレスを指定してからデータを読み出すまでの時間はSRAMよりも若干遅いものの、
記憶部の構造が単純で、容量あたりのコストが安いと言う特徴がある。
DRAM のアクセス方式によって様々な種類のものが市販されている。常にリフレッシュを行っているため、
SRAMに比べ消費電力が高い。
SRAM は記憶部にフリップフロップ回路を用いており、リフレッシュ動作が必要ない。
原理的にDRAMより高速動作させることができるが、記憶部の回路が複雑になるため容量あたりのコストが高い。
DRAMに比べ、低速動作では消費電力が低い。
電気回路のかわりに記憶素子として磁性体を用いる MRAM も SRAM の一種である。