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9/19(木) 20:02配信
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兵庫県の元県民局長の内部告発は、ついに斎藤元彦知事を追い詰めた。9月19日、兵庫県議会は斎藤知事の不信任決議を全会一致で可決した。
【写真】斎藤知事と吉村知事が連携してグータッチしていたころ
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元県民局長の内部告発を機に、斎藤知事のパワハラや「おねだり」などの疑惑や、内部告発者を探して処分する県の対応の問題が、県議会の文書問題調査特別委員会(百条委員会)で調査された。不信任決議には、こう書かれている。
〈(百条委員会の)調査の中で、告発文書の内容に真実が存在し、文書が「嘘八百」ではなく、告発者への対応が告発者探しや情報漏洩の疑いを指摘されるなど不適切と言わざるを得ないことが明らかになった〉
〈告発文書への初動やその後において、対応が不適切、不十分であったことにより、県民の信頼を損ない、県職員を動揺させ、議会を巻き込み、県政に長期に渡る深刻な停滞と混乱をもたらしたことに対する政治的責任は免れない〉
県議会の不信任決議の可決によって、斎藤知事は地方自治法の規定により、10日以内に県議会を解散しない限り、失職する。失職までに自ら「辞職」する道もあるが、斎藤知事はこれまでも辞職を否定してきた。
不信任決議の可決後、記者会見した斎藤知事は、
「重く受け止める。どう対応するかは、いま可決されたばかりなので考える」
と述べ、辞職ではなく議会を解散する選択肢も残した。
■県選管は県議選の準備を開始
県の幹部職員は、すでに県議会選挙を想定しているという。
「斎藤知事は、批判が高まっているこの2、3カ月ほどはずっと知事室にこもったままですね。ごく限られた人と今後について相談しているようですが、県議会を解散して選挙という考えのようです。県議選となれば予算も必要ですし、選挙管理委員会はもう準備をはじめている」
実は、県議選になることを、最もおそれているのは維新だといわれる。
■引導を渡す役となった吉村大阪知事
2021年7月の知事選で、斎藤知事は自民党と維新の推薦で勝利した。自民党は斎藤知事に4000万円を超す選挙資金を提供し、実質的に選挙戦を支えた。一方維新は、日本維新の会の共同代表であり、抜群の人気を誇る大阪府の吉村洋文知事が最前線で応援に入り、斎藤知事を押し上げた。
斎藤知事の当選後も、維新と自民は、与党として斎藤県政を支えてきた。このため、斎藤知事の去就に最もカギを握るとされてきたのが、
「大阪府の吉村知事と斎藤知事をバックアップした、自民党のベテラン県議2人です」
と兵庫県のある県議は指摘する。
だが、パワハラやおねだりなど、連日のように斎藤知事の新しい「ネタ」が暴露され包囲網が敷かれていくと、自民党は斎藤知事を見限り、知事の疑惑を調査する百条委員会の設置を進めた。斎藤知事を支えていた自民党のベテラン県議の1人は、支援者にSNSなどでこんなメッセージを送っている。
〈自ら身を引いて傷が浅いうちにと思うが、続けると言い張るばかり〉
〈知事の気持ちもわかるが、ここまでくればもう終わり。サポートできん。『俺は知事やぞ』と叫んだのは致命傷〉
〈維新に説得してもらうしかない〉
自民党もサジを投げ、斎藤知事に引導を渡す役目を託されたのが維新の吉村知事だった。
維新は百条委員会の設置に反対するなど、当初は斎藤知事を支える姿勢を見せていた。だが、8月25日投開票の大阪・箕面市長選で公認の現職が惨敗。吉村知事は兵庫県の斎藤知事の問題への対応が選挙に影響したと考え、方針を変えていった。
吉村知事は9月9日に記者団に対して、
「県政がうまくいっていないことを考えれば、間違いは素直に認めて、県民の皆さんに問うべきではないか」
と斎藤知事に電話で辞職を促したことを明かした。
また、11日の記者会見では、さらに踏み込んで、
「予算権、人事権をすべて持っている知事がモノを投げたり、机を叩くような行為、これはやってはいけない。僕がやったらパワハラにあたる」
「間違ったところは間違っていると認めて、辞職すべきと思います」
と、斎藤知事に強く辞職を求めている。だが、それでも斎藤知事は辞めなかった。
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