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【オークランド（ニュージーランド）９日＝田中孝憲】なでしこジャパンは女子Ｗ杯準々決勝のスウェーデン戦に備え、冒頭１５分のみ公開とした非公開練習を行った。相手には３連覇を狙った米国の猛攻を１２０分無失点に抑えたＧＫムショビッチ（２７）＝チェルシー＝が立ちはだかる。今大会５得点で得点ランクトップに立つＭＦ宮沢ひなた（２３）＝マイナビ仙台＝がスピードを生かした攻撃、ゴールで鉄壁を切り崩し、４強入りをたぐり寄せる。
ノルウェー戦翌日、移動の飛行機内でＷ杯ならではの交流が繰り広げられた。ウェリントンからオークランドへの移動便が、敗れて帰国するノルウェー選手団と同じだった。勝ち進んだ日本はＦＩＦＡが用意したチャーター機で移動したが、負けたためか北欧の大柄な選手やスタッフは、一般客に交じってエコノミークラス。選手らは日本人を見つけると、背もたれ越しに会話したり、ユニホーム交換、サイン会を開始。前日に決勝点を決めたＤＦ清水の母・都さんを「リサママ！」と紹介されると選手たちも驚いていた。
スポーツ報知 2023年8月10日 6時0分
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