22/12/13 10:49:19.16 7nzj7TvD9.net
私は複数の持病を抱えています。幼少期から現在まで、常に通院中心の人生です。
小学生の時に発症した小児ぜんそくから始まり、大人になっても呼吸器内科、精神科、難病の専門科へ。
繊細で感受性が高く、外部の刺激を過度に感じる「ハイリー・センシティブ・パーソン（HSP）」でもあります。
日々、生きづらいと思うことはたくさんあります。
病気は異なりますが、診察で通っているのは地元の中核病院で、この病院とは40年以上の付き合いになってしまいました。
●まともに通えなかった学校
小児ぜんそくは、入院が必要なほど症状が重かったです。学校にはほとんど通っていません。
中学生になっても、常に吸入器を持ち歩いていました。
高校では、ぜんそくをきっかけにストレス性胃腸炎になりました。ほとんど何も食べられず、拒食症に近い状態です。
通い切れず、結局は中退しました。大人になっても20歳ごろに再び発作を起こすなど完治はしていません。
「自分の体なのに、自分でコントロールできない」と感じます。
●耳や目が過敏なHSP
最近、カウンセラーと話していて自分がHSPだと気付きました。身体的な刺激としては「耳」と「目」が過敏で
心も傷つきやすいです。
耳で言うと、騒音が気になります。外出先で、道行く人々の声が雑音のようにダーッと流れ込んできます。
たくさんの音を拾ってしまうイメージです。
目については、さらに特殊だと思います。視力は良くないのですが、ある一定の視覚情報が自分の意思に
反してクローズアップされてしまいます。
例えば、病院の待合室で、前の席にいる人がロゴ入りのシャツを着ていたとします。
そうすると、私はロゴの文字が非常に気になります。余計なことに集中力を使い、とても疲れます。
こうした話を他の人にすると、「耳が過敏ならヘッドホンをしたら？」と言われることがあります。
でも、そんな単純ではありません。私にとっては「聞こえないこと」も怖いのです。
「車が来た時に気づかなかったら」「列に並んでいる時に前後の人が困っていたら」―。
心も繊細なので、周りに異常に気を使ってしまう。目に見えない内面の障害なので、周りから理解を得るのは難しいです。
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毎日新聞 2022/12/13 10:23 神内亜実
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