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毎日新聞 2021/11/9 14:08(最終更新 11/9 14:38) 403文字
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横浜地裁=洪〓香撮影
横浜市の旧大口病院で2016年9月、入院患者3人の点滴に消毒液を混入して中毒死させたなどとして、殺人などの罪に問われた元看護師の久保木愛弓(あゆみ)被告(34)に対し、横浜地裁(家令和典裁判長)の裁判員裁判は9日、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。
起訴状などによると、久保木被告は16年9月、入院していた興津朝江さん(当時78歳)、西川惣蔵さん(同88歳)、八巻信雄さん(同88歳)の3人の点滴に界面活性剤を含む消毒液「ヂアミトール」を混入して殺害したほか、未使用の点滴袋5袋に消毒液を混入して殺人の準備をしたとされる。
被告は起訴内容を認めており、争点は責任能力の程度だった。検察側は久保木被告の発達障害は軽度で動機形成の遠因に過ぎず、完全責任能力があったと指摘。弁護側は事件当時、久保木被告が統合失調症を発症し始め、責任能力が大きく損なわれた心神耗弱状態にあったと主張していた。【池田直、洪〓香】