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エボラ熱予防で効果的ワクチン=18年にも投与可能に-WHO
【パリAFP=時事】世界保健機関(WHO)は23日付の声明で、西アフリカを中心に拡大したエボラ出血熱の予防に向け、カナダで開発されたワクチンが「極めて効果的」とみられると発表した。
順調なら、新薬承認のファストトラック(優先審査制度)を経て、2018年にも投与が可能になる。
このワクチンはカナダの公衆衛生機関が開発に着手し、製薬大手メルクが引き継いだ。
英医学誌ランセットによると、ギニアで昨年行われた治験では、投与された約6000人に感染者が出なかったのに対し、投与されなかった対照集団では23人が感染した。
WHOの担当者は、AFP通信に「ゼロ対23人という結果は、ワクチンに100%の効果がある可能性を強く示唆している」と指摘。
別の研究者はランセット誌に「(初の感染確認から)40年を経て、われわれはエボラ熱ウイルスに効くワクチンを手にすることになりそうだ」と記した。(2016/12/23-15:22)
▽引用元:時事ドットコム 2016/12/23-15:22
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