【微生物学】共生細菌が宿主昆虫をメスだけにするしくみを解明 オスのX染色体を切断して細胞死を引き起こすat SCIENCEPLUS
【微生物学】共生細菌が宿主昆虫をメスだけにするしくみを解明 オスのX染色体を切断して細胞死を引き起こす - 暇つぶし2ch1:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
16/09/23 17:41:50.60 CAP_USER.net
産総研:共生細菌が宿主昆虫をメスだけにするしくみを解明
URLリンク(www.aist.go.jp)
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ポイント
•共生細菌スピロプラズマがオス殺しにより宿主ハエをメスだけにするしくみを解明
•オスのX染色体を認識して染色体切断を起こし、細胞死を誘導してオス胚を殺す
•害虫の捕食者を利用した天敵農薬の効率的生産などへの応用展開につながる新知見

概要
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】深津 武馬 首席研究員(兼)生物共生進化機構研究グループ 研究グループ長、春本 敏之 元 日本学術振興会特別研究員(現 ローザンヌ工科大学 博士研究員)らは、共生細菌スピロプラズマが宿主ショウジョウバエをメスだけにしてしまう、オス殺しという生殖操作に関わる重要なしくみを解明した。X染色体とY染色体を持つショウジョウバエのオス(XY)は、X染色体のみを持つメス(XX)の半数しかX染色体がなく、遺伝子発現量を倍加させる活性をもつタンパク質-RNA複合体(遺伝子量補償複合体)がX染色体の全域にわたり結合している。スピロプラズマはこのタンパク質-RNA複合体が結合した染色体に損傷を与えることにより、特異的にオスの胚発生の過程でプログラム細胞死(アポトーシス)を誘導する。その結果としてオス卵がすべて死亡し、メス卵のみが正常に発生することを明らかにした。
 これにより、共生細菌による宿主生物の生殖操作の理解が進むとともに、有用昆虫のメス特異的な生産や、天敵農薬の効率的生産などの技術開発に資することが期待される。
 この研究成果は2016年9月21日(英国時間)に国際学術誌Nature Communicationsにオンライン掲載される。

(以下略)


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