【再生医療】再生医療「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する共同研究の開始についてat SCIENCEPLUS
【再生医療】再生医療「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する共同研究の開始について - 暇つぶし2ch1:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
16/07/13 12:23:35.49 CAP_USER.net
再生医療「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する共同研究の開始について | ニュースリリース | 京セラ株式会社
URLリンク(www.kyocera.co.jp)
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京セラ株式会社(社長:山口悟郎 以下、京セラ)、国立研究開発法人理化学研究所(理事長:松本紘 以下、理研)および株式会社オーガンテクノロジーズ(社長:杉村泰宏 以下、オーガンテクノロジーズ)は、再生医療分野である「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する共同研究契約を締結し、今後、毛包器官を再生して脱毛症を治療する技術や製品の開発を共同で実施することといたしましたのでお知らせいたします。

1.共同開発の背景
脱毛症は、男性型脱毛症をはじめ、先天性脱毛や瘢痕(はんこん) · 熱傷性脱毛、女性の休止期脱毛などが知られ、現在、日本全国で1,800万人以上(出典:男性型脱毛症診療ガイドライン2010 年版)の患者様が存在すると言われています。脱毛症は、人々の生活の質に大きな影響を与えるため、育毛剤や脱毛阻害薬、自家単毛包移植術[1] など、幅広い治療が行われており、大きなマーケットを有しています。しかしながら、これらの治療技術は全ての症例に有効ではなく、自家単毛包移植術による外科的処置によっても毛包の数を増加させることはできません。そのため脱毛症に対する毛包再生医療の開発に大きな期待が寄せられています。毛包は毛髪を生み出す器官であり、再生医療の中でも幹細胞移入療法や組織再生に次ぐ、次世代器官再生医療の先駆けになると期待されています。
2.これまでの経緯-マウスの毛包器官の再生技術の開発
理研多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チーム(チームリーダー:辻 孝)は、これまで歯や毛包、分泌腺(唾液腺、涙腺)など幅広い種類の器官再生が機能的に可能であることを実証してきました。ほとんどの器官形成は胎児期に起こるため、器官再生のための幹細胞は胎児組織から採取する必要があります。一方、器官の中では唯一、毛包は出生後に再生(毛周期 [2])を繰り返す器官であることが知られています。研究チームは2012年、成体マウスのひげや体毛の毛包器官から、バルジ領域に存在する上皮性幹細胞と、間葉性幹細胞である毛乳頭細胞 [3]を分離し、研究チームが開発した「器官原基法」[4]により毛包原基を再生する技術を開発しました。この再生毛包原基を毛のないヌードマウスに移植すると、再生毛包へと成長し、毛幹(毛)を再生できることを実証しました。再生毛包原基移植による器官再生は、周囲組織である立毛筋や神経と接続すると共に、正常と同様の毛周期を繰り返すなど、機能的な器官を再生することが可能です。また色素性幹細胞を組み込むことにより毛髪の色を制御できるほか、再生毛包原基が再生する毛包器官の数を制御することも可能であることから、脱毛症に対する審美治療への応用可能性が示されています。
さらに本年、研究チームは、iPS細胞 [5] から毛包器官や皮脂腺、皮膚組織を丸ごと含んだ機能的な皮膚器官系 [6] の再生にも成功※しており、器官再生では世界をリードする技術を有しています。
3.共同研究の概要
これらの最先端の毛包再生技術をヒトの脱毛症治療へと展開するため、今後、京セラと理研、オーガンテクノロジーズの三者が協力し、ヒトへの臨床応用に向けた共同研究を実施することといたしました。本共同研究では、細胞培養技術や移植技術の確立、および移植に向けた機器開発を進め、2020年の実用化を目指します。尚、本共同研究は、理研融合連携イノベーション推進棟(兵庫県神戸市)[7]を拠点として実施いたします。
京セラは、長年培ってきた微細加工技術や生産技術を応用し、細胞加工機器の開発などの技術開発を担当します。一方、理研、およびオーガンテクノロジーズは、毛包由来幹細胞の培養・増幅技術やヒトへの臨床応用に向けた細胞操作技術の開発、製造工程の確立、モデル動物を用いた前臨床試験などの技術開発を担当します。

(以下略)


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