【考古】「奇跡の遺跡」認められた 佐賀市・東名遺跡at SCIENCEPLUS
【考古】「奇跡の遺跡」認められた 佐賀市・東名遺跡 - 暇つぶし2ch1:筑前鐵太郎 ★@\(^o^)/
16/06/20 18:26:31.41 CAP_USER.net
出土品、群抜く「質と量」
 「奇跡の遺跡」の価値が認められた-。文化審議会が東名(ひがしみょう)遺跡(佐賀市金立町)を国史跡に指定すべきと答申した17日、遺跡の希少性や考古学的価値を熱心に訴えてきた地元NPOや意見具申した市教育委員会からは、喜びの声が上がった。湿地性貝塚という特性により、他の遺跡と比べ出土品の「質と量」で群を抜く遺跡。出土品は30万~40万点に上り、保存・活用に向けた本格的な検討の必要性も出てきた。
8000年前の縄文の遺物
 「これらは全部本物ですよ。8000年前の縄文時代の遺物です」。遺跡に隣接する東名縄文館を管理するNPO法人「徐福・湿原の森づくり会」理事長の江島徳太郎さん(76)は、誇らしげに展示品を紹介する。「佐賀の歴史の原点。多量の出土品は、国の宝にふさわしい」。国史跡指定が決定的となり、言葉にも力がこもる。
厚い粘土層に覆われた湿地性貝塚
 貝塚は、調整池の建設工事によって偶然見つかった。厚い粘土層に覆われた湿地性貝塚という特性があり、約8000年前の動植物性遺物が良好な保存状態で多量に見つかっている。偶然の発見や保存に適した条件がそろっていたことから、江島さんたちは「奇跡の遺跡」と呼ぶ。
アクセサリーなど数百点の遺物
 国史跡指定を期待し、縄文館は4月から開館時間も午後4時まで3時間延長した。貝塚のはぎ取り標本や編み籠、動物の骨を使ったアクセサリーなど数百点の遺物が見られる。
 ただ、展示されているのは出土品全体のほんの一部でしかない。
巨大すぎる貝塚のはぎ取り標本
 佐賀市本庄町の文化財資料館。文化財を保管するプレハブの倉庫が並んでいる。東名遺跡のほとんどの出土品はここにある。「これを展示できたらすごいと思うんですが」。市文化振興課の西田巌さんが指さすのは、縦約2・5メートル、横約14メートルの貝塚の巨大なはぎ取り標本。大きすぎて縄文館への運搬は難しく、展示の目玉になるはずの標本は倉庫に眠っている。
 縄文館への来館者数は年間約2500人。答申の直前、授業の一環で訪れた佐賀大1年の男子学生は「吉野ケ里遺跡は知ってたけど、ここは今まで知らなかった」と縄文時代の遺物に目を奪われていた。
保存、知名度に課題
 「東名」の読み方を知らない人も多く、知名度が遺跡の価値に追い付いていないのが現状だ。市教委も遺物の保存・活用は課題と捉えており、新たな展示施設の検討を始めている。

 8000年前の実物に触れる出前授業で、市内の児童に遺跡の存在と価値を伝えている。「有明海の干潟を利用した人類最古の痕跡。『奇跡の遺跡』をしっかり子どもたちに伝えていきたい」と西田さん。次世代への啓発にも力を入れる。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
佐賀市文化財資料館の倉庫に眠っている縄文時代の貝塚のはぎ取り標本=佐賀市本庄町
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
東名遺跡の地図
URLリンク(amd.c.yimg.jp)


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