16/06/11 05:51:03.99 CAP_USER.net
文化庁は10日、奈良県明日香村の修復施設で修復中の東アジア最古とされるキトラ古墳壁画の天文図(7世紀末~8世紀初め)を報道関係者に公開した。古墳の石室内にある天文図は、はぎ取り前の写真は過去に公表されたが、実物が公開されるのは初めて。
キトラ古墳の天文図は漆喰(しっくい)上に金箔(きんぱく)と朱線で、黄道(こうどう)や天の赤道と74の星座が描かれている。古代中国の洛陽か長安付近で観測、製作された天文図を基に描かれたとされる。
保存のため平成19年7月~20年11月に113片に分けてはぎ取られ、修復施設で酵素や紫外線を使って汚れを落とすクリーニングが行われている。作業は現在最終段階で、黄道や天の赤道などを示す朱色の4つの円や、直径6ミリの金箔を使った星座もはっきりわかる。
文化庁は今年9月24日、同村の国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内にキトラ古墳壁画の保存施設「四神(しじん)の館」をオープン。天文図のほか朱雀(すざく)や玄武(げんぶ)などの壁画を順次公開することにしている。
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「キトラ古墳壁画」天文図を初公開 奈良・明日香村
公開されたキトラ古墳の天文図。金箔と朱線で星座などが描かれている=奈良県明日香村(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)
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