【遺伝子工学】尿に含まれていた細胞からクローンマウスの作出に成功 絶滅危惧種保護の可能性を示すat SCIENCEPLUS
【遺伝子工学】尿に含まれていた細胞からクローンマウスの作出に成功 絶滅危惧種保護の可能性を示す - 暇つぶし2ch1:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
16/04/01 21:36:27.84 CAP_USER.net
【プレスリリース】尿に含まれていた細胞からクローンマウスの作出に成功 -絶滅危惧種保護の可能性を示す- - 日本の研究.com
URLリンク(research-er.jp)

 本学大学院総合研究部生命工学専攻の水谷英二助教、若山照彦教授、発生工学研究センターの若山清香特任助教らの研究グループは、尿に含まれていた細胞から直接クローンマウスを作出することに初めて成功し、イギリスの科学雑誌 Nature 姉妹誌の「Scientific Reports」(4月1日付け)にオンライン掲載されます。
Scientific Reports 掲載 URL
URLリンク(www.nature.com)

本研究のポイント
•個体を傷つけることなくドナー細胞の採取が可能
•尿中の細胞からクローン個体作出およびクローン ES 細胞樹立に成功
•劣悪な環境で回収した少量の尿を利用可能なため絶滅危惧種への応用も期待できる

 本学は体細胞クローン技術の基礎研究を専門に行っていますが、応用を視野に入れた研究の一環として絶滅動物の復活や絶滅危惧種の救済についても検討しています。絶滅危惧種や野生動物にクローン技術を応用する場合、ヒトに慣れていないため、捕まえて体を押さえつけるだけでも死んでしまう危険性があることから、動物にストレスを与えずに簡便に体細胞を回収する必要があります。今回我々は、尿の中に存在する細胞から直接クローンマウスを作出することに初めて成功しました。
 これまでにも毛や唾液など個体を全く傷つけずに DNA を採取する方法はいくつか報告されています。しかしそれらに含まれる細胞は角質化しており、親子鑑定のための DNA 抽出には使えてもクローン動物の作出には使えませんでした※1。一方、尿の中に体細胞が含まれていることは古くから知られており、それらの細胞を無菌状態で回収できれば実験室で増殖させることも可能でした。しかし絶滅危惧種など野生動物から尿を無菌的に採取することは難しく、またげっ歯類など小型動物からはわずかな尿しか回収できないため、実際に尿が本目的に利用可能かわかっていませんでした。
 我々は非無菌状態で尿を採取し、尿中にあった細胞を直接核移植に使用したところ、オスでもメスでも、あるいは老齢個体でも、その尿細胞からクローンマウスを作出することができました。また得られたオスとメスのクローンマウスを交配したところ、正常な繁殖能力を有することが確認されました。さらに、クローン胚からクローン ES 細胞※2の樹立にも成功しました。樹立成績は高く、尿細胞が 15 個あれば 1 株できる計算になります。
 これらの成果から、本方法は絶滅危惧種など貴重な動物において、体をいっさい傷つけずにクローン個体を作出する重要な手段になり得ること、野生動物など尿を無菌状態で採取することが困難な動物や、小型で回収できる尿の量が少ない動物であっても、直接核移植であればクローン個体やクローン ES 細胞を作るために十分な細胞数が得られることが明らかとなりました。

(以下略)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch