【植物生理学/分子生物学】長期の乾燥による葉の黄化防止に関わる遺伝子を発見 作物の黄化制御技術の開発に応用at SCIENCEPLUS
【植物生理学/分子生物学】長期の乾燥による葉の黄化防止に関わる遺伝子を発見 作物の黄化制御技術の開発に応用 - 暇つぶし2ch1:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/11/28 12:16:57.25 CAP_USER.net
長期の乾燥による葉の黄化防止に関わる遺伝子を発見 | 理化学研究所
URLリンク(www.riken.jp)

要旨
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター機能開発研究グループの篠崎一雄グループディレクターと、東京大学大学院農学生命科学研究科の篠崎和子教授、
国際農林水産業研究センターの中島一雄プロジェクトリーダーらの共同研究グループ※は、長期の乾燥による植物の葉の黄化を制御する遺伝子を発見しました。
植物ホルモンのアブシジン酸(ABA)[1]は、水分不足などによる乾燥ストレス時に葉に蓄積し、植物が乾燥ストレス耐性を獲得する過程で、重要な役割を担います。一方で
ABAの長期処理は、葉緑素(クロロフィル)[2]の分解を引き起こし、葉の黄化を促すことが知られています。しかし、この生理応答(外部からの刺激に対する生体の適応反応)の
詳細なメカニズムは明らかになっていませんでした。
今回、共同研究グループは、植物に特異的な転写因子[3]の1つであるNAC(NAM、ATAF and CUC)遺伝子に着目しました。NAC遺伝子は、モデル植物である
シロイヌナズナ[4]において、少なくとも100以上の遺伝子で構成される大規模な遺伝子ファミリー[5]を作ります。共同研究グループはNAC遺伝子群の中で、ストレス応答に関わる
7つのNAC遺伝子(A subfamily of stress-responsive NAC : SNAC-As)に焦点を絞りました。SNAC-As遺伝子をすべて壊した7重変異体を作製し、詳細に解析を行った結果、
SNAC-As転写因子群が、ABA処理条件において、黄化に関わる遺伝子(SAG26、ATH8等)を制御して、クロロフィルの分解を引き起こしていることを突き止めました。
この研究成果は、長期にわたる乾燥ストレスによる植物の黄化を制御し、作物の品質や収量の改良につながると期待できます。
本研究は、英国の科学雑誌『The Plant Journal』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月30日付け:日本時間10月31日)に掲載されました。

(以下略)


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