16/06/29 18:22:43.47 CAP_USER.net
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ヘリウムの採掘プロジェクトを進め来たHelium Oneは27日、日本の横浜で開催された
地球化学関連コンファレンス「Goldschmidt2016」の席上で、タンザニアで大規模なヘリウム田を発見したことを発表した。
空気よりも軽い気体のヘリウムはヘリウム風船などでおなじみの存在となるが、超伝導電磁石や半導体製造などの
産業用に欠かせない気体であるのにも関わらず世界の需要を満たすだけの十分な供給量は確保できてはおらず、
現状のままで需要量の拡大が続いた場合、世界のヘリウムガス源はあと20~25年に枯渇するとする見通しも出されていた。
今回、Helium Oneにより発見された新しいヘリウム田は、タンザニアのエヤシ湖の近くにあるもので、
気泡として地表まで生じてきている気体を分析することで、これらの気泡には10.6%のヘリウムが融け込んでいることが判った。
Helium Oneでは推定埋蔵量は、15億平方メートルと見込んでおり、MRIなどで使用されている
超伝導電磁石換算では120万基分の相当する膨大な量となることが見込まれている。
既存のヘリウム田は主に米国内の石油産出地域に集中しているが、既存のヘリウム田は、石油油田を掘削する過程で
偶然に発見されたものがほとんど、これまでヘリウム田を探し、意図したとおりにヘリウム田に見つけることができたことはなかった。
今回、Helium Oneは、既存のヘリウム田の地層で良く見られる岩石を多く含む地層を探すことから始め、
その上で、石油試掘と同じ手法を使い、試掘抗を掘り、地層内にヘリウムが存在しているかどうか、調査を繰り返してきた。
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