16/04/05 21:19:26.46 CAP_USER.net
北朝鮮は核兵器開発を進めているとして経済制裁の対象となっている(写真は2012年の4月に平壌で行われた軍事パレード)
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北朝鮮はロケット実験で長距離ミサイル技術を試したとみられている
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パナマに本拠を置くモサック・フォンセカ法律事務所(4日、パナマ市)
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ラミ・マクロフ氏はシリアで最も裕福な事業家のひとりだ
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国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が大量の資料を暴露した中米パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」が、
米財務省が経済制裁の対象とした北朝鮮やイラン、ジンバブエなどの33の個人や企業と取引を行っていたことが明らかになった。
モサック・フォンセカは、顧客ためにオフショア会社を設立し、自らの名前の下で運営することで、真の所有者を公の文書から秘匿していた。
一部のオフショア会社は国際的な経済制裁以前に設立されているが、複数の案件では、
顧客がブラックリストに載った後もモサック・フォンセカが代理人としてサービスを提供していた。
所有者、役員が平壌に居住する「DCBファイナンス」と呼ばれる会社は2006年に設立された。
その後、米財務省は、同社が北朝鮮指導部に資金を提供し、核兵器開発向けの資金調達を助ける銀行と関連しているとして、経済制裁の対象とした。
今回入手した資料から、DCBファイナンスは北朝鮮政府高官のキム・チョル・サム氏と英銀行家のナイジェル・コーウィ氏が
所有者であると分かった。コーウィ氏は経済制裁の対象となっている大同信用銀行の最高経営責任者(CEO)も務めていた。
モサック・フォンセカは当初、DCBファイナンスの所有者と役員が平壌関係者だったと認識していなかったとみられ、
北朝鮮の役員らと設立した別の会社について、2010年に英領バージン諸島当局から問い合わせを受けるまで放置していたもよう。
モサック・フォンセカは2010年9月にDCBファイナンスの代理人を辞退している。
2013年には、バージン諸島当局者が再びモサック・フォンセカに接触。DCBファイナンスの設立前にどのような確認が行われたかを問い合わせた。
モサック・フォンセカのコンプライアンス(法令順守)部門から2013年8月9日付で送られた電子メールには、
「北朝鮮が制裁対象になっていることを、2006年のDCBファイナンス設立時から知っていた、
もしくは知っているべきであったのに、なぜ同社との取引を継続したのかについてまだ確認できていない」と書かれている。
メールはさらに、「最初からリスクの高い企業だと知っているべきだった」としている。
コーウィ氏は制裁対象となっていない。同氏は過去に、DCBファイナンスは合法的な事業目的のために設立されており、
「私の任期中にわたって、制裁対象の組織もしくは制裁対象の目的に関係した取引を行ったとは、直接的また間接的にも知らない」と述べていた。
続く