【ベルギー】なぜベルギーから続々とテロリストが生まれるのか 移民コミュニティの中で育った同時テロの実行犯たち[4/4]at NEWS5PLUS
【ベルギー】なぜベルギーから続々とテロリストが生まれるのか 移民コミュニティの中で育った同時テロの実行犯たち[4/4] - 暇つぶし2ch1:自治スレでスレ立て記者募集中@アフィカス m9(^Д^)定職につけよ ★
16/04/04 21:27:13.87 CAP_USER.net
ベルギーの首都ブリュッセルの地下鉄駅での爆発を受けてブリュッセル中央駅周辺で警戒する軍の兵士と警察官
URLリンク(afpbb.ismcdn.jp)
ベルギー連続テロの自爆犯と特定されたハリド・バクラウイ容疑者(左)とイブライム・バクラウイ容疑者の写真
URLリンク(afpbb.ismcdn.jp)
3月22日にブリュッセルの空港と地下鉄で同時テロが発生し、32人が死亡、日本人1人を含む約300人が重軽傷を負った(3月31日現在)。
衝撃をもって世界に伝えられたが、今回のテロは起こるべきして起きたとの見方がある。
 昨年(2015年)11月13日に、フランスのパリ、サンドニで同時テロ(死者130人、重軽傷者約350人)が発生した。
その実行犯のうち「10人目のテロリスト」と呼ばれ逃走中だったサラ・アブデスラム(26)が、
3月18日にブリュッセル西部のモレンベーク地区で逮捕された。その4日後に、今回の同時テロが発生した。
 今回のテロは「ベルギーに潜伏するテログループがサラの逮捕に報復した」、あるいは「サラの逮捕が、
もともと計画中だったテロ実施を早めた」という指摘がある。ベルギー当局は本来なら警戒を最大限に強化するべきだったのに、それを怠ったと非難されている。

■貧困地区のクスリの売人だったサラ
 サラは、フランスの事件発生から4カ月間も逃亡生活を続けていた。「イスラム国(IS)」の
本拠地シリアに脱出したのではないかとの見方もあったが、ベルギーから一歩も出なかったとされている。
サラは欧州連合(EU)加盟国を中心に顔写真がばら撒かれ、手配された。それにもかかわらず、なぜ逃避生活を続けることができたのか。
その理由は、モレンベーク地区を中心に、ベルギー中に支援グループ網が張り巡らされていたからだ。
 サラがベルギーとフランスの合同特殊部隊によって逮捕されたのは、そのモレンベーク地区のアパートだった。
同地区には両親の自宅があるほか、同時テロで自爆した兄ブライム(31)がバーを経営していた。
サラもそのバーを手伝っていたが、クスリの密売などが発覚してテロ直前に閉鎖された。
 サラとブライムの父親は、ブリュッセルの市電運転手(数年前に引退)だった。父親も母親も、
アルジェリア北西部のオランという街でフランス植民地時代に生まれた。モロッコを経てベルギーに移住した後も、
フランス国籍は維持したままである。サラら5人の子供も国籍はフランスだ。
 ブライムは、2005年に強盗事件、2010年には偽造文書事件で逮捕されたことがある。服役中に
イスラム教過激派サラフィストの服役仲間や説教師によって過激な思想を吹き込まれたとみられる。
2015年初頭にはシリア入りし、軍事訓練も受けている。
 弟のサラは同地区で遊び仲間から「クスリの売人」として知られていた。イスラム教徒なのに禁止されているビールをがぶ飲みし、
「祈りの時間も守ったことがない」と批判されていた。
 この点は、「コーランを読んでいるのを見たことがない」(近親者)と言われた、サラの幼な友達で
パリ同時テロのコーディネーター役だったアブデルアミド・アバウドと同類だ(アブデルアミドはテロ5日後に
パリ郊外での警官隊との銃撃戦で射殺された)。ただ、サラの自堕落な生活は捜査当局をあざむくための「仮の姿」だったとの指摘もある。
 サラとアバウドは、ガレージ(自動車修理工場)襲撃未遂事件で2年間刑務所に入れられた。2人もまた服役中に過激化したといわれる。

続く


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