16/01/04 17:00:27.08 CAP_USER.net
アメリカで去年1年間に銃によって死亡した人が1万3000人を超え、オバマ大統領は銃の規制を強化する方針を打ち出しましたが、
国内には自衛のために銃が必要だと考える人も多く、反発が強まることも予想されます。
3億丁もの銃が流通していると言われるアメリカでは、去年も銃による犠牲者が相次ぎ、6月には南部サウスカロライナ州の教会で、
白人の男が銃を乱射して、黒人の男女9人が死亡したほか、12月には西部カリフォルニア州で、
イスラム過激派の影響を受けていたとみられる男女2人が銃を乱射して、14人が殺害されました。
銃による被害の情報を集めているアメリカの非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によりますと、
去年1年間にアメリカで銃によって死亡した人は、自殺を除いて1万3286人となり、前年に比べて711人増えたということです。
こうしたなか、オバマ大統領は1日のビデオ演説で、銃規制を強化する方針を打ち出し、4日には司法長官と対応を協議すると明らかにしました。
しかし、国内では、パリでの同時テロやカリフォルニア州での銃乱射事件を機に、自衛のために銃を購入する人が増えていると報じられているほか、
先月の世論調査では、殺傷能力の高い銃の販売を禁止することに53%が反対と答え、初めて半数を超えました。
このため、銃規制を巡って、オバマ大統領に対する反発が強まることも予想されるほか、ことし行われる大統領選挙でも争点の1つとなりそうです。
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