16/01/04 16:54:06.10 CAP_USER.net
メルケル首相は国民に向けた新年の演説で、シリアなどからの難民の流入とドイツ社会への融合は
「将来のチャンスになる」として、難民への寛容な姿勢を呼び掛けた。ドイチェ・ウェレなどが伝えた。
同首相は「世代や社会集団、ドイツの市民と新市民との分裂を回避することが重要」として、
ドイツ人は自信を持ち、自由で思いやりを持ち、国際的でなければならないと訴えた。
また、新たな移民の統合に成功している国は経済的・社会的な利益を享受していると指摘。難民の融合を成功させるには過去の過ちから学ぶべきだと述べた。
さらに、ドイツへの移住を希望する全ての人に、ドイツの価値や伝統、正義感、言語、法規、
ルールが適用されるとも強調した。その上で、難民支援に携わる人々に謝意を表明する一方で、今後も時間と労力と資金が必要になることを認めた。
欧州の国境管理については強化の必要性に触れたほか、難民の長期的な削減を達成するためにドイツ政府は難民危機の根本原因に引き続き対処する方針を示した。
１年前の演説ではデジタル革命や気候変動対策、ユーロ危機などに言及していたが、今回はこれらには触れず、難民問題が演説の大部分を占めた。
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