16/01/03 17:05:01.95 CAP_USER.net
ロシアは軍事、外交、経済政策の指針となる文書「国家安全保障戦略」を改定、米国が日本と推進するミサイル防衛（ＭＤ）を
「世界と地域の安定を著しく損なう」と強く批判、明確に反対する立場を打ち出した。
２００９年に更新した文書をウクライナ情勢やシリア危機を受けて大幅に修正し公表した。
ロシアは従来、欧州のＭＤを批判する一方で、日米によるＭＤは、北朝鮮の脅威などを念頭に容認してきた。
だが、欧米との関係悪化を背景に、今回の指針改定で反対を公式に明記した。核戦力については「十分な水準」を維持するとした。
改定指針では、冷戦期に米国が旧ソ連に行使した「封じ込め」政策が復活したとの認識を踏まえ
「国際関係で力の要素は低下していない」と軍事力の重要性を強調。米国を軸とする北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）や日米同盟との対抗姿勢を鮮明にした。
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