15/12/02 17:40:00.47 CAP_USER.net
イラン副大統領が安倍首相と会談
イランのエブテカール副大統領が、フランスのパリで、日本を含む各国の首脳と会談し、二国間、地域、国際関係について話し合いを行いました。
イルナー通信によりますと、イラン環境庁の長官を兼任するエブテカール副大統領は、30日月曜、COP21・国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議の傍らで、日本の安倍総理大臣と会談しました。
この会談では、イラン北部のアンザリー湿原や北西部のウルミエ湖に関するプロジェクトなど環境協力について議論されました。両者はこれらのプロジェクトの継続に向けた意向を示しました。
ドイツのメルケル首相も、エブテカール副大統領と会談し、制裁が解除されることで、イランとドイツの環境協力が拡大されるよう期待感を表しました。
エブテカール副大統領はまた、アイルランドのロビンソン元大統領とも会談し、戦争の破壊的な影響が環境や気候変動に及ぼす問題を考慮するよう要請しました。
現在、気候変動担当の国連事務総長特使をつとめるロビンソン元大統領も、この会談で、「国連はこの問題を解決するために努力する」と述べました。
エブテカール副大統領は、アルメニアのサルキシャン大統領と会談し、両国の協力に関して協議し、アラス川の浄化と国境の公園に関して更なる協力を行う必要性を強調しました。
またリトアニアのグリバウスカイテ大統領はもエブテカール副大統領との会談で、イラン政府に有能な女性が存在することに喜びの意を表し、両国が環境分野で協力することができるよう期待感を表しました。
エブテカール副大統領はさらに、パキスタンのシャリフ首相、アフガニスタンのガニ大統領と、国境の平和公園の建設など、環境協力の拡大に関して話し合いを行いました。
エブテカール副大統領はさらに、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、イランの人々のパレスチナ人への支持を強調し、パレスチナの領土への戦争の影響に関して懸念を表しました。
一方のアッバス議長も、パレスチナの人々を強化する上でのイランの支援に感謝の意を表し、「占領の結果は環境汚染と環境破壊であり、その例として、パレスチナ人の環境を消滅させるためにこの地で数千本の木が伐採されたことが挙げられる」と語りました。
エブテカール副大統領は、気候変動委員会の事務局長とも会談し、エコ、炭素、森林、武力衝突の影響に注目する必要性を強調しました。
エブテカール副大統領はさらに、COP21会議の傍らで、フランス、ボリビア、リトアニア、スイスの大統領、およびギリシャ、ベトナム、ノルウェーの首相、スウェーデン国王、さらにこの会議に出席している政府高官と協議を行いました。
イランラジオ日本語
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