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■女子高生アニメに熱中…寺内容疑者の素顔同級生語る
2014年3月に行方不明となった埼玉県朝霞市の女子生徒(15)が
東京都中野区で保護された事件で、埼玉県警は28日未明、
指名手配していた寺内樺風(かぶ)容疑者(23)の身柄を静岡県伊東市内で確保した。
寺内容疑者の実家は大阪府池田市にある。市立小を卒業後、大阪教育大付属池田中、
同池田高に進んだ。高校時代の同級生によると、女子高生が主人公の人気学園アニメ
「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」に熱中し、カバンには同アニメのキーホルダーを付けていたという。
同級生は「アニメが大好きだった。パソコンなどの機械に強く、頭が良かった。
昼休みは1人でパソコンをしていることが多かった」と話した。
一方でプライベートはナゾに包まれていたようで、この同級生は
「普通に会話はするけど、内面にまでは踏み込ませないような雰囲気があった」と証言した。
実家近所の男性によると、寺内容疑者が小学生だった十数年前に家族と池田市の賃貸住宅の
一軒家(家賃18万円)に転居してきたという。高校卒業まで両親と妹と暮らしていた。
父親は自宅で防犯関連のネット通販をしていた。「母親はすごく教育熱心だった」という。
同級生によると、高校時代から、親元を離れて関東の大学への進学を希望し、
千葉大が第1志望。小学6年のときは地域の子ども会でリーダーを務め、
近所の男性は「ドッジボールでは年下の子どもの面倒をよくみていた」と話した。
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