16/02/01 15:43:55.97 CAP_USER.net
任天堂はあるターゲットに向けたゲーム作りをしているが、今やそれさえも満足にできていない。スマートフォン向けゲーム開発を進める今こそ、任天堂は若年層のニーズをしっかり理解すべきではないか。
米VICE誌、ウィリー・クラーク記者の任天堂批判記事を紹介します。
任天堂はかつて子供に絶大な支持を得ていたが、今では徐々にその年代のユーザーを失いつつある。これは携帯型ゲーム機を持つ消費者の年齢分布を見ても明らかだろう。
■2011年度「ニンテンドーDS」ユーザー
2~17歳(63%)
18~34歳(19%)
■2015年度「ニンテンドー3DS」ユーザー
2~17歳(51%)
18~34歳(39%)
いったい何が起きているのか?
3DS『なげなわアクション!ぐるぐる!ちびロボ!』を手掛けた田端里沙さんは、本作を2Dアクションにした理由について「3Dステージではより多くのことが出来るが、操作が複雑になりゲームの難易度が上がる。子供への配慮」と説明していた。
そう、任天堂は「子供は濃密なゲーム体験を望んでいない」と決めつけることで中途半端なゲームを出してしまっているのだ。
◆任天堂は過保護すぎて、子供にそっぽを向かれているのが現状だ。
トラブルを避けるためチャット機能に消極的な任天堂だが、子供に大ウケした『マインクラフト』はチャット機能をサポート。今日の子供たちはオンラインでのやり取りに恐怖を感じておらず、逆に積極的に使いこなそうとしている。
彼らは生まれた時からiPadや『マインクラフト』に親しみ、新しい技術への好奇心や理解力は我々の世代を遥かに上回る。
現代の子供が何をプレイし、どのようにゲームし、何を楽しいと思うのか。任天堂はまずそれらを受け入れることが重要だろう。オンライン機能を制限したり、ゲームをわざと簡単にするなど子供扱いは厳禁だ。
私はマリオやゼルダで育ってきたが、彼らにとってはそれは『マインクラフト』であり『スカイランダーズ』である。何十年も前にウケたキャラではなく、あらゆるプレイヤーに等しく配慮した、新しくオリジナリティ溢れる意欲作で若年層のユーザーを増やしてもらいたい。
URLリンク(yurukuyaru.com)