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2017年03月10日18時41分
７月の東京都議選で、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」と
公明党が選挙協力を行うことで大筋合意したことが１０日、分かった。政策協定を締結した上で、互いの候補を推薦する。１３日に発表する。
両党の協調が、他党の都議選戦略に影響するのは必至。都議会最大会派の自民党は苦しい立場に立たされそうだ。
公明党東京都本部は１０日の幹事会で、都民ファーストの会と都議選で相互推薦するなどの方針を了承した。
公明党は都議選を国政選挙並みに重視し、公認候補２３人の全員当選を目指している。高い人気を誇る小池氏と連携することで、なるべく候補者の競合を回避するだけでなく、
無党派層にも支持を広げる狙いがある。小池氏側には、都議選後も安定的な都政運営を図るため公明党の協力を得たいとの思惑があるとみられる。
公明党は、都民ファーストの会との協力を都議選に限定し、国政では自民党との連立与党を堅持する。ただ、党内には、次期衆院選での自公選挙協力への影響を懸念する声もある。
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