16/10/12 17:52:22.40 9.net
中日新聞社は、ことし5月に掲載した貧困をテーマにした連載の記事の中に
事実と異なる記述や写真があったとして、12日の朝刊に「おわび」を掲載しました。
担当した記者は「原稿をよくするために想像して書いてしまった」と説明している
ということです。
事実と異なる記述があったのは、中日新聞社の貧困をテーマにした連載
「新貧乏物語第4部子どもたちのSOS」のうち、ことし5月19日の朝刊に掲載
された記事です。
中日新聞社によりますと、記事の中で、病気の父親を持つ女子中学生について、
部活の合宿代や教材費が払えないなど困窮の状況に触れた3か所の記述が
事実ではなかったということです。
記事の掲載後、女子中学生の家族からの指摘を受けて行った調査で判明し、
担当した記者は「原稿をよくするために想像して書いてしまった」と説明している
ということです。
記事は東京新聞と北陸中日新聞にも掲載されました。
また、この記者は、同じ連載の5月17日の朝刊の記事で、パンを売り歩く子ども
として掲載された写真を、実際の販売場所とは異なる場所でカメラマンに撮影
させていたということです。
中日新聞社は12日の朝刊に「おわび」を掲載しました。
中日新聞名古屋本社の臼田信行編集局長は「記者が、事実とは異なることを
みずから知りながら書いたことは、到底許されません。関係者を厳正に処分
するとともに、記者教育に一層力を入れていきます」とコメントしています。
NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)