16/05/16 23:26:46.61 9.net
フジテレビ系のバラエティー番組「カスペ！『あなたの知るかもしれない世界６』」（２０１５年２月
１７日放送）について審理していた放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送人権委員会（委員長＝坂井
真弁護士）は１６日、「人権侵害は認められないが、放送倫理上の問題がある」とする見解を公表した。
番組では、自転車事故で母親を亡くした男性のインタビューに続いて、別の自転車事故を取り上げた
ドラマを放送。ドラマは、被害者が実は「当たり屋」だったという結末で、インタビューを受けた男性が
「自分も当たり屋であるかのような誤解を視聴者に与えかねず名誉を侵害された」などと申し立てていた。
同委員会は、番組の中でインタビューとドラマの場面は区別されているとし、「（視聴者に）誤解を与え
るものとはいえない」と、人権侵害は認めなかった。一方で、ドラマが当たり屋の事件を扱ったものである
ことを男性に説明しなかった点を、「放送倫理上の問題がある」と指摘した。
フジテレビは「真摯（しんし）に受け止め、今後の番組制作に生かして参ります」とコメントした。
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