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“健民カード”２４市町村で
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
震災と原発事故後、生活習慣病のリスクのある人の割合が高くなっている状況を受けて
昨年度から試験的に始まった、手軽な運動や健康に関する測定を続けると各地の施設で
割引きなどのサービスが受けられる事業が今年度は２４の市町村で行われることになりました。
震災と原発事故の影響でいまも多くの人が避難生活を続けている福島県では
メタボリックシンドロームの人の割合や喫煙率といった健康指標が悪化しています。
このため県では、健康への意識を高めてもらおうと、ウオーキングなどの運動や、
体重や血圧の測定を行うと「健民カード」というカードが交付され、
事業に協力する施設で食事代金や入場料などの割引きが受けられる事業を
市町村に費用を補助する形で昨年度から始めました。
この事業が今年度も行われることになり、来月から秋までの間に福島市や郡山市など
人口の多い都市部を含む２４の市町村で始まることになったということです。
ただ、昨年度、試験的に行われた３つの市町村では人口に対するカードの交付率が
わずか１％とほとんど普及していないのが現状で、県では、事業所を通じて
多くの人に参加を促したり、市町村役場にカードを受け取りに行かなくてもすむよう、
スマートフォン用のアプリを導入したりすることを検討しているということです。
05月15日 13時00分