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原子力PR看板の撤去始まる
*ソース元にニュース画像あり*
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
東京電力福島第一原発が立地する福島県双葉町で、原発事故の前から町内に設置されていた、
原子力の推進をPRする看板の撤去作業が、21日から始まりました。
この看板は、双葉町が、住民から標語を公募するなどして昭和63年と平成3年に
町内の2か所に設置し、原発との共存を掲げる町のシンボルになっていました。
しかし原発事故で町の全域が避難区域になったうえ、老朽化が進み町内に立ち入る住民に
危険が及ぶおそれがあるとして、町は21日から看板の撤去作業を始めました。
このうち町の体育館の前の路上に掲げられたアーチ型の看板では、高所作業車で
5メートルほどの高さまで上がった作業員が、
「原子力明るい未来のエネルギー」
という標語の書かれたアクリル製のパネルを1文字ずつ手作業で外していました。
現地には、この標語を小学生の時に応募し、原発事故のあとは7000人近くの署名を集めて
現場での看板の保存を訴えてきた大沼勇治さんも訪れ、保存を訴えるプラカードを掲げたり、
作業の様子を撮影したりしていました。
大沼さんは
「負の遺産として現場に残すよう求めてきただけに残念です。
町にはきちんと保存・展示し次の世代に伝えてほしい」
と話していました。
撤去作業は来月10日ごろ終了する予定で、双葉町は看板を復元可能な形で一時的に保管し、
将来、原発の負の遺産として展示することにしています。
12月21日 20時10分