17/03/25 12:42:34.57 CAP_USER.net
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人材派遣大手のパソナグループ(東京)は4月1日、グループの新入社員223人を対象にした
入社式を兵庫県立淡路夢舞台国際会議場(淡路市)で開く。入社式は例年、東京で開催しており、淡路島では初。
淡路島は同社が事業の柱の一つとして取り組む「地方創生」の中心地で「当社の姿勢を新入社員に示す」(南部靖之グループ代表)ため
開催を決めた。6月上旬にかけ研修も行う。
入社式では、南部代表らが新入社員を激励する。新入社員は周辺の宿泊施設などに分散して宿泊し、
4月3日まで全体研修を受ける。その後、50人ずつのグループに分かれ、6月上旬にかけ2週間ずつ島内に滞在。
農場や複合型観光施設など同社の事業拠点で実地研修を受け、淡路島モデルの地方創生について学ぶ。
同社は2008年から地域活性化事業を島内で展開。「人材誘致」をスローガンに、受け皿として農場「チャレンジファーム」や
廃校を活用した複合型観光施設「のじまスコーラ」、カフェ「ミエレ」(いずれも淡路市)などを開設。県立淡路島公園(同市)で、
アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」を開設する計画も進めている。
東京の大手企業が入社式を移すことは珍しく、兵庫県は「地域にスポットライトが当たり、活性化の良い後押しになる」と歓迎している。(西井由比子)