17/03/01 21:05:22.09 CAP_USER.net
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【広州=伊原健作】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長は1日、分社化が決まった
東芝の半導体メモリー事業について「我々は東芝の経営を助け、資金をつぎ込むことができる」
と話し、出資に強い意欲を示した。出資について郭氏本人が公の場で発言するのは初めて。
1日午後、広州市内で開いたパネル工場の起工式に出席し、記者団の質問に答えた。
郭氏は「我々は製造サービス企業であり、(半導体メモリーの)アンチ・トラスト(独占禁止法)が問題にならない」とした。
入札に参加するとみられる米半導体大手などを意識し、優位性をアピールした。さらに
「(資金支援をして)中国に工場を建設するよう誘うこともできる」とも話した。
狙いは人工知能(AI)などの発展で成長するデータセンター需要への対応だと明らかにした。鴻海はデータセンター向けのサーバーの生産も手がける。
東芝の主力、NAND型フラッシュメモリーは最新の記憶媒体ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)
に活用されている。SSDはデータセンター向けの需要拡大が確実視されており「SSDは省エネルギー性が優れ、未来の産業のカギを握っている」と力説した。
郭氏は「我々は東芝を非常に長い間、研究しており誠意を持っている」とも話した。
「東芝が日本にとどまれるよう助けられるし、世界での製品販売も支援することができる」と強調した。