17/02/14 22:00:25.07 CAP_USER.net
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米格付け会社S&Pグローバルは14日、キヤノンの長期会社格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に
1段階引き下げたと発表した。プリンターやカメラが市場の成熟に直面し、収益性が長期にわたり低下傾向にあるためという。
格付けの見通しについては「安定的」とした。
これまでキヤノンの格付けはトヨタ自動車などを上回り、国内事業会社で最上位だった。
今回の格下げでS&Pが「ダブルA」以上を付与する国内事業会社はなくなる。
「ダブルAマイナス」の格付けはトヨタやNTTなどに並ぶ。キヤノンは幅広い製品
で世界シェア1~2位を占め財務も強固なことから、引き続き国内で最も高い位置付けは維持する。
ムーディーズ・ジャパンも16年6月、キヤノンを「Aa1」(ダブルAプラス相当)から「Aa3」(ダブルAマイナス相当)に
2段階引き下げた。ムーディーズの格付けでも、「Aa2」(ダブルA相当)以上の日本企業はなくなっている。