【国際】日本だけ蚊帳の外? アジア各国で進む「中国シフト」 トランプ外交への不信感が止まらないat BIZPLUS
【国際】日本だけ蚊帳の外? アジア各国で進む「中国シフト」 トランプ外交への不信感が止まらない - 暇つぶし2ch1:海江田三郎 ★
17/01/27 18:45:37.60 CAP_USER.net
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
先日、テレビ番組CNBC(世界で最も見られているアメリカ発の経済専門チャネル)で私が申し上げたことについてここで書いてみます
ASEAN各国は一斉に中国にヘッジしています。ASEAN加盟10ヵ国のうちシンガポールだけが踏ん張っていますが、中国の経済力、
ハードパワーを前にして、シンガポールでさえ「中国シフト」は時間の問題だと思われます。
「中国ヘッジ」、「中国シフト」とは何か? との問いもあるでしょう。スペースの関係でざっくりとした定義になってしまい恐縮ですが、
「中国を地域における盟主と実質的に認識した上で、自国の外交をはじめとする国家戦略を策定していくこと」という感じでしょうか。
アジアにいて、ASEANのリーダーたちと交流していると、「中国シフト」はもう定義もいらない常識のようにシェアされている事実です。
その理由としては、中国の台頭と、相対的なアメリカの地位下落が長期の傾向としてありますが、ダメ押しとなったのは、
「トランプさんのアメリカ外交をもう信用できない」ということです。
昨今のトランプさんの言動のせいでアジアのリーダーたちは中国へのヘッジをどんどん加速しています。日本国内の一部の方々と同様に、
東南アジアにもトランプさんの中国に対する勇ましい発言を聞いて、「アジアのために中国に対抗してくれる」と解釈しているような人もいるにはいますが、
そういう人は全く影響力のない人々です。
日本政府、官邸は多分、そのことがよくわかっているのでしょう。だからこの時期にも日米関係強化のために安倍総理が奮闘しておられるのです。
いまさらオバマさんと会っても仕方がない、と短絡的に思う人もいるかもしれませんが、オバマさんは大統領を辞めてもかなりの影響力を持ちます。
そして総得票数では、オバマさんが強力に支持したおかげで、あまり人気があったわけではないクリントンさんでさえ、トランプさんを上回っています。
アメリカ国民の大半はオバマさんを支持しているのでしょう。オバマさんが最近、CNNの番組で間接的に語ったように、
「自分が出ていればトランプ氏に勝てた」かもしれません。そして政府も政治任用でかなり大きく入れ替わりますが、
プロパー職員は継続的に国務省はじめアメリカ政府機関との関係強化が必要です。

TPP脱退表明がアジア軽視の象徴
以下に、アジアのリーダーがアメリカ外交不信に陥る理由をあげます。
・米中の衝突は最もみたくないシナリオ
・本当にトランプさんが戦略的なら安全保障政策でもあるTPPから脱退宣言はしない
・中国への過剰に強気な姿勢こそが、そもそも不勉強で中国の力量を知らない証拠
・政府や諜報機関のブリーフィングを受けて勉強している様子がない
・中国の本当の力(経済・サイバー含む軍事)がわかった時には態度を激変させる可能性あり
・今の習近平氏を追い込むと危機につながる危険なエスカレーションが起こりかねない
中国への態度が過剰に挑発的で対抗的なこと自体がとても心配です。かなりの確率で、
中国の正確な力量と意思をわかっていない可能性があります。中国は、胸をついて「俺に触るな」といっても黙
るような相手ではないのです。吹っ飛ばされるくらい突き返してくる唯一の相手なのです。
国務省や諜報部門の大統領移行期間ブリーフィングを受けていれば、米中関係こそが、
世界最重要な2国間関係であることは認識されるでしょう。世界貿易、国際金融、
日本にとっては北朝鮮問題等々、米中関係がこじれたら世界は極めて不安定になると、まず教えられます。
本来、これくらいのことは、移行期のブリーフィング以前の問題で、大統領選挙の中で学ぶべきことなのですが……。
(続きはサイトで)


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