16/12/31 10:14:10.83 CAP_USER.net
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居酒屋チェーンのワタミの業績が回復している。平成20年に新入社員が過労自殺した事件をきっかけに「ブラック企業」のイメージが定着し、
客離れを起こしていたが、総合居酒屋の「和民」や「わたみん家」を新業態の「ミライザカ」や「三代目鳥メロ」に転換し、復調している。(黄金崎元)
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「このまま行けば、通期で黒字化できる」。11月に都内で開いた28年中間期決算の説明会で、
ワタミの清水邦晃社長は業績改善に手応えをみせた。
28年中間期の売上高は介護事業の売却などで前年同期比30・6%減の482億円、営
業損益は10億円の赤字(前年同期は14億円の赤字)だったが、国内外食既存店売上高は101・8%増とプラスに転じた。
「13年以降、半期で100%を超えたのは初めて」(清水社長)だった。
(中略)
ワタミ広報は、ワタミ隠しで業績が回復していると指摘されている点について
「さまざまな意見があることは承知している」とした上で、新業態の屋号については
「ワタミという文字を意図的に隠しているわけではない」と回答した。
ワタミは長年にわたり、過重労働による新入社員の自殺や賃金未払いなどの問題を起こし、
ブラック企業と批判されてきた。27年に社長に就任した清水氏は「
世間のブラック企業との批判を真正面から受け止める必要がある」とし、今年には労働組合を発足させるなど、企業体質や労働環境の改善に取り組んでいる。