【国内】「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている ★2at BIZPLUS
【国内】「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている ★2 - 暇つぶし2ch1:海江田三郎 ★
16/12/30 21:55:01.22 CAP_USER.net
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岡山県の公立高校、いわゆる進学校ではなく、生徒たちの進路は就職と進学で50:50にわかれる高校である。
4年制大学進学は少数だ。教室の一角で女性教員は1時間ほど生徒とその母親を説得していた。
「いまの成績なら国公立大学の進学を狙えますよ。どうですか」
「はぁ。いやまぁ大学ですか……」
「いけるなら大学を狙ったほうがいいですよ。その先の可能性も広がります」
「はぁ。でも先生、あと4年も勉強するんですか?」
普通に考えれば、地方で国公立大学を卒業すれば、就職やその先の進路で可能性は広がる。この教員が以前、
勤務していた進学校の生徒たちなら、親も含めて二つ返事で目標として決まるような大学だ。それでも、反応は薄い。
そこで、気がつく。この生徒の親や親族に、大学へ進学した人はいない。進学校の生徒たちとはその時点で、
価値観に根本的な違いがある。大学進学のイメージがわかず、高校と同じような教室で勉強する生活があと4年続くと思っている。
教員はBuzzFeed Newsの取材にこう答える。
「進学校の両親はほとんどが大卒。この学校はシングルの家庭も多いし、親もほとんどが高卒。
親の収入と学力格差が比例する問題はよく言われるけど、文化の違いもありますよ」
「大卒の家庭は大学のメリットを知っている。だから、最初から子供も進学させようとしますよね。
でも大学のメリットを知らなかったら、進学のための貯蓄だってしない。学力以前に選択肢から消えるんですよ……」
大卒と非大卒 それぞれ偏った「日本」が見えている
「トランプ大統領誕生の背景には社会の分断が?」。散々、こんなセリフを聞いた。「分断」をまったくひとごとのように語っているが、
日本にも分断は存在している。最大の分断、それが学歴だ。
大卒は大卒同士で、非大卒はそこでかたまり、それぞれまったく違う文化のなかで生活をしている。いってしまえば、
違う日本社会で生きている。自分とその周囲の視点だけでみる「日本」はかなり偏っている可能性がある。
「日本社会をケーキで例えると、下半分はスポンジケーキで、その上にミルフィーユがのっているんですよ。下は非大卒で、
上は大卒ですね。大卒の人たちは細かい階層にわかれていて、どこの大学を卒業したかを学歴だと思っているんですね。
それは『学校歴』であり、学歴ではありません。大きな勘違いです」
「学歴分断社会」などの著作がある、大阪大の吉川徹教授(計量社会学)はこう語る。吉川さんは、格差社会を読み解くため
の大規模面接調査「SSPプロジェクト」を率いるこの分野の第一人者だ。
大卒は勘違いしがち、学歴=学校歴ではない
吉川さんの話をもう少し細かく見ていこう。大卒組は学歴をこんなイメージでとらえている。
「1番上には海外有名大や東大がいて、その下に早稲田大や慶応大があって……。自分はどこの階層にいるのかな」。
ミルフィーユのように偏差値別に大学名が並んで、自分は何番目の層、ランクにいるかを気にかける。
「社会にでれば学歴は関係ない」という言葉もミルフィーユの階層での話だ。ミルフィーユの中での学歴と、
社会的な地位とが逆転したとき、この言葉はリアリティーを持つ。しかし、その下にスポンジケーキがあることは見えていない。
学歴分断は、ミルフィーユのなかで生活する人たちが、スポンジケーキの存在を無視したときに起こる現象だ。
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