16/12/29 11:12:44.82 CAP_USER.net
URLリンク(www.jiji.com)
三菱重工業が開発を進める国産初の小型ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)
の開発コストが5000億円を超える見通しとなったことが28日分かった。
事業化決定時に見込んだ約1800億円の3倍規模に膨らむ。
2018年半ばを目指してきた量産初号機の納入延期が濃厚となる中、
さらに開発費が増える可能性もある。コストを回収し利益の出る事業とするには、受注機数の大幅上積みが不可欠だ。
MRJの開発は子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)が担当しているが、
当初13年を目指した全日本空輸への機体納入開始は相次ぎ遅延。
5回目の延期の可能性が高まったことから、三菱重工は今年11月、宮永俊一社長直轄
でMRJ開発を管理する組織を新設し、追加の人員・資金を投入してでも開発を加速する方針を打ち出した。
納入開始時期は現行目標の18年半ばから、19年以降にずれ込むとの見方が強い。
商業運航の前提となる型式証明の審査で、機体を制御する機器の配置変更などが必要となったためで、
三菱重工は全日空に納期が遅れる可能性を先に説明。12月22日にも現況を直接説明したが、
新たな納期は示さず、最新の開発スケジュールは不透明なままだ。(2016/12/28-18:25)