16/12/17 21:28:03.55 CAP_USER.net
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
マンションの欠陥というものは、なかなか表に出てこない。「あのマンションは欠陥建築だ」という噂が広がると、
売却するときに買いたたかれる。だから、分譲マンションで欠陥や不具合が見つかると、管理組合側はなるべく
穏便に元の売主(デベロッパー)と交渉して、補修工事をさせようとする。
ところが、売主企業も施工会社も、そういった弱みを知っているから、ウニャウニャと言い逃れに終始するケースが多い。
それで購入者が怒りだすと、子会社である管理会社にこう言わせる。
「あまり騒ぎすぎると、噂が広がって資産価値が落ちますよ」
少し前、建物の杭が支持基盤に達していないことが判明し、全面建て替えとなったマンションがあったが、
ああいうケースは例外中の例外。たいていの欠陥は管理組合側の泣き寝入りとなる。
最近、業界関係者の間で囁かれ始めたのが、タワーマンションの雨漏り。現代の建築技術の粋を集めて
造られているはずのタワマンで、なぜ雨漏りといった初歩的な問題が起こるのか。
第一に考えられるのは、タワマンの外壁に多用されているALCパネルの継ぎ目から雨水が浸入するケースだ。
ALCというのは、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことで、工場で大量生産される。
重量が鉄筋コンクリートの約4分の1なので、荷重負担を軽くしたいタワマンにはうってつけの建材なのだ。
施工現場では、工場から運ばれてきたALCパネルを外壁面にはめ込んでいく。
だから、タワマンの施工は壁にコンクリートを流し込む通常の板状型よりも早く進む。
ALCパネルの継ぎ目には弾性目地材の充填(じゅうてん)でコーキングし、雨水の浸入を防ぐ。
ところが、タワマンは地震や風でよく揺れる。すると継ぎ目の劣化が早くなる。さらに、高層階は風が強いので雨が
横殴りに打ってくる。雨水が浸入しやすいのだ。
(続きはサイトで)