16/11/30 11:38:02.97 CAP_USER.net
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政府は30日、廃炉を含め抜本的な見直しを進める高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)に代わる
高速炉の開発を話し合う「高速炉開発会議」の3回目の会合を開き、今後の方針に関する骨子案を示した。
実務者による作業部会を新設し、2017年初頭から工程表の策定に着手、18年をめどにまとめる。
政府は来月、原子力関係閣僚会議を開き、もんじゅの扱いと併せて高速炉の開発方針を正式決定する。
作業部会でもんじゅの次の段階に当たる「実証炉」に必要な10年程度の作業を特定し、
基本設計と開発体制を固める。実験炉「常陽」や日仏が共同開発する実証炉「ASTRID(アストリッド)」、
米国との協力などを活用し、実証炉の仕様決定に向けた技術や知見を得る。
高速炉開発は「エネルギー基本計画」に基づき、核燃料サイクル政策の推進とともに
取り組むとの方針を改めて明記。実現に向けては安全性と経済性の同時達成を目指すとした。