16/11/18 13:57:26.73 CAP_USER.net
【リマ朴鐘珠】アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議が17日、
ペルーの首都リマで開幕したのに合わせて、日本やオーストラリアなど7カ国が同日、
貿易担当相会合を開いた。米大統領選での共和党ドナルド・トランプ氏(70)勝利を受け、
発効が困難になっている環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「米国の参加が不可欠」との認識で一致。
TPPを引き続き推進し、参加各国に早期承認を促すことを確認した。
当初は日豪に加えニュージーランド、マレーシア、シンガポール、ベトナムが参加予定だったが、
ブルネイが加わった。いずれもTPPのほか、中国や韓国も参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉国。
世耕弘成経済産業相が議長を務めた。
TPP発効には参加12カ国全体の国内総生産(GDP)の85%以上を占める
6カ国以上が国内手続きを済ませる必要があり、GDPの約6割を占める米国抜きでは発効できない状況だ。
一部の国からは米国を除く11カ国での早期発効を模索する動きもあるが、7カ国は
「TPPの枠組みは変えず、再交渉もしない」との方針で一致した。
一方、APEC閣僚会合は17日、初日の討議を行い、自由貿易の重要性を確認した。
岸田文雄外相とケリー米国務長官の日米外相会談では、岸田氏が「自由貿易の流れを逆行させないためにも
米国の早期承認が必要」と訴えたのに対し、ケリー氏は「我々はTPPを諦めていない。米経済界は強く期待している」と述べたという。
ュースサイトで読む: URLリンク(mainichi.jp)
Copyright 毎日新聞