16/11/10 17:27:39.01 CAP_USER.net
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「米製造業の致命傷になる危険な通商協定だ。修正する術はない」
保護主義を唱えるトランプがTPP脱退を宣言したのは6月28日。
トランプは、TPPが米国の雇用を海外に流出させたNAFTA(北米自由貿易協定)の二の舞いになる
―と警戒していて、新大統領に就任する来年1月20日にも「TPP脱退表明」をするとみられている
。ところが、そんな状況にもかかわらず、相変わらずTPP批准にシャカリキになっているのが安倍政権だ。
衆院議院運営委員会の佐藤勉委員長は9日の理事会で、本会議の10日開会を職権で決定。
4日の特別委員会で強行採決させたTPP承認案と関連法案について、衆院通過を強行させる方針を示したのだ。
TPP「断固阻止」を掲げる元農相の山田正彦弁護士がこう言う。
「TPP問題に詳しいニュージーランド・オークランド大のケルシー教授は『トランプ、
ヒラリー両候補ともTPP反対だが、それでもヒラリーが大統領になれば、(同じ民主党の)オバマ大統領が
退任する直前に批准する可能性はある。しかし、トランプ大統領なら、その可能性はゼロに近い』と発言していました。
それなのに(安倍政権が)衆院通過を強引に行おうとしている理由が全く分かりません」
TPP特別委の集中審議で、採決を急ぐ理由を問われた安倍は、「再交渉には応じないという
日本の意思を明確に示すため」なんて答弁していた。ハナからTPP反対を公言している相手に
「再交渉には応じない」と強気なのだから、バカみたいな話だ。
「トランプ氏が新自由主義政策であるTPPを認めるわけがない。日本が主導してどうこうできる話ではないのです。
安倍政権が採決を急ぐ必要は全くありません」(鎌倉孝夫氏=前出)
相変わらず安倍政権は、TPPをめぐる情勢を全く理解していない。