16/10/21 23:54:39.29 CAP_USER.net
URLリンク(www.nikkei.com)
東海旅客鉄道(JR東海)は21日、2027年の開業を目指すリニア中央新幹線(品川―名古屋間)
の工事で最難関とされる「南アルプストンネル」の長野県での工区を11月に着工すると発表した。26年11月末の完成を目指す。
トンネルの出入り口にあたる同県大鹿村の村議会と柳島貞康村長が同日、工事の開始に同意することを決め、
村側がJR東海に伝えた。11月1日に大鹿村で柘植康英社長らが出席する安全祈願・起工式を開く。
同社は「大規模で長期にわたる工事になるが、工事の安全と環境保全、地域との連携を重視していく」とのコメントを出した。
南アルプストンネルは全長約25キロメートルと、山岳トンネルとしては世界有数の長さで
山梨、静岡、長野の3県にまたがる。地表からトンネルまでの深さを示す「土かぶり」が約1400メートルに達する場所もある。
すでに15年12月にトンネル東端の山梨側の工区で工事が始まった。西端の長野側でも着手し、
工事が本格化する。リニア中央新幹線は品川―名古屋を40分で結ぶ。同区間の総工費は5兆5000億円に及ぶ。