16/10/17 17:55:11.36 CAP_USER.net
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
通勤にかかる費用は、働くだれにとっても必要経費のはずだが、現実には多くの派遣労働者が受け取っていない。
政府の「働き方改革実現会議」でも論議されている同一労働同一賃金の観点から適切なのかどうか、派
遣業界の対応が問われている。 (三浦耕喜)
「通勤しているのはみんな同じなのに、なぜ通勤費の出る人と出ない人がいるのか。意味がわからない」。
東京都町田市に住む派遣社員の女性(40)は、通勤費の付かない給与明細に目を落としながらつぶやいた。
女性は人材派遣会社に登録し、大手自動車会社の技術系部署で働く。時給は約千九百円。
月の手取りは二十五万円ほどだ。職場には電車で通うが、月一万円ほどかかる電車賃は支払われない。
「求人で『時給いくら』と書いてあっても、通勤費を自己負担すれば目減りする。
毎月、一日分くらいのお金が通勤費に消えるのはつらい」
仕事に通えば通勤費が発生するのは当然だ。だが、大半の派遣労働者には厳しい現実がある。
業界団体の日本人材派遣協会が二〇一二年に行った調査では、78%の派遣労働者が「通勤費を支給されていない」と答えている。
しかし、そのことで派遣労働者はさらなる不利益を被っている。
通勤費が別で支給されていれば通勤費は税法上の必要経費扱いとなる。
だが、自分の給与から通勤費を出している派遣労働者は、通勤費分も所得に計�