16/09/27 10:21:59.25 CAP_USER.net
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9月20、21日に開催された金融政策決定会合で日銀は、これまでの“お金の量”を重視する政策から、
金利(イールドカーブ)を重視した政策に軸を移した。それが“長短金利操作付き量的・質的金融緩和”の導入だ。
今回の日銀の決定は、ある意味では画期的といってよいだろう。
これまで、「お金の量を増やしさえすれば、物価は上昇し経済は回復する」としてきた、金融政策の基本的な考え方を大きく変えたからだ。
日銀の積極的な量的緩和策にもかかわらず、わが国経済の状況が期待したほど回復していない状況を見て、
ようやく日銀も目を覚まし、政策転換をせざるを得なくなったのだろう。それは歓迎すべき転換だ。
また、今回日銀はサプライズ重視の「短期決戦型」から、金融機関への配慮など市場との
コミュニケーションを通した「長期視点の金融政策」に転換したともいえる。
日銀はマイナス金利を続けつつ、当面は長期金利がゼロ%近傍に推移するよう国債を買い入れる。
これは市場動向に応じて買い入れが柔軟化されることを意味する。それは、一定の資金量を提供するこれまでの政策の大転換と見るべきだ。
一方、日銀は“オーバーシュート型コミットメント”を導入し、安定した物価上昇が確認されるまで金融緩和を続けると表明した。
これはマネタリーベースの増加を目安として示し、金融政策に対する信認・期待のつなぎ留めを目指している。
ただ、注意が�