16/09/12 19:03:13.87 CAP_USER.net
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(前略)
中西部オハイオ州のようにかつて鉄鋼業が栄え、地元経済を支えてきた中高年の白人労働者は、
IT革命や新しい成長分野から取り残され、中間所得層から脱落しつつある。
格差が拡大するなか、彼らのルサンチマンがトランプ支持のコアになっている。
「米国を再び偉大にする」というトランプ候補のスローガンは、この支持層には効き目があるようだ。
格差拡大が米国大統領選挙の根底にある。マッキンゼー・グローバル・インスティチュートのリサーチは米国経済は国内総生産(GDP)
が伸びても中間所得層がその恩恵を受けない構造を指摘。
中間所得層は1993年から05年にはGDP成長の約18%を配分されたが、その比率は05年から14年にはわずか4%に減少している。
同リサーチによれば、この傾向は先進国25カ国5億人の人々の生活においても同様に、見られる。
93年から05年までの期間で生活水準が以前よりも悪くなったのはわずか2%だったが、
05年から14年までのグローバル化が進んだ10年間では、中間所得層3分の2の実質所得が減少したという。
特に、若い世代、母子家庭、教育レベルの低い層に貧困が拡大している。
米国のホスピタリティやサービス産業では雇用創出が見られるが雇用保障はなく、
また専門性の高い職種では実質賃金の上昇が見られるが若い世代にエントリーレベルの機会が少なく、
世代間での賃金格差に加え教育レベルでの格差も広がっている。
(文=大井幸子・国際金融アナリスト兼SAIL社長)