16/08/31 16:19:45.43 CAP_USER.net
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牛の病気の1つであるBSE対策として国内で行われている、生後48か月を超える牛を対象とした検査について、
食品安全委員会は、廃止しても安全性に問題はないとする評価結果を厚生労働省に答申し、BSEの検査は原則廃止される見通しとなりました。
BSEに感染した牛は国内では平成13年9月に初めて確認され、その翌月から食肉になるすべての牛を対象に検査が始まりましたが、
その後、段階的に緩和され、平成25年7月からは生後48か月を超える牛を対象に検査が続けられています。
この検査について、厚生労働省から諮問を受けて検討してきた食品安全委員会は30日の会合で、
一般から募集した意見も踏まえて最終的な議論を行いました。
その結果、現在続けられている検査を廃止しても人の健康への影響は無視できるとして、
安全性に問題はないと結論づけた評価結果をまとめ、厚生労働省に答申しました。
その根拠として、感染防止に極めて重要な飼料規制などの対策が行われているなかでは、
BSEが発生する可能性はほとんどなく、BSEに感染した牛はこの7年間で1頭も確認されていないことを挙げています。
一方、運動障害や知覚障害などがある生後24か月以上の牛については引き続き検査が必要だとしています。
答申を受けて厚生労働省はBSE検査を原則廃止する方針です。