16/08/28 19:38:12.46 CAP_USER.net
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日銀の黒田総裁はアメリカで講演し、マイナス金利政策について、金利を今のマイナス0.1%からさらに引き下げる
ことは十分に可能だという認識を示しました。
アメリカを訪問している日銀の黒田総裁は27日、西部ワイオミング州のジャクソンホールで、各国の中央銀行の関係者らを前に講演しました。
この中で、黒田総裁はマイナス金利政策について、「中央銀行がいくらでも望みどおりのマイナスの水準に
金利を引き下げられるわけではなく、制約があると考えるのが自然だが、その制約からまだかなりの距離がある」と述べ、
金利を今のマイナス0.1%からさらに引き下げることは十分に可能だという認識を示しました。
そのうえで、黒田総裁は、マイナス金利政策を含む大規模な金融緩和策について、「言うまでもなく、量・質・金利のいずれについても、
追加緩和の余地は十分にある」と述べ、2%の物価目標を実現するため、必要と判断すれば、追加の緩和措置を講じる考えを強調しました。
日銀は、来月の金融政策決定会合で、今のマイナス金利を含めた大規模な金融緩和政策について、
効果や副作用を総括的に検証する方針で、市場では、政策の枠組みの見直しも含めた日銀の対応に注目が集まっています。